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転職エージェント経由の転職にかかる期間|段階別の流れ

転職Doc編集部 更新: 2026年9月20日

転職エージェントに登録してから、実際に転職するまでどれくらいかかるのか。目安が分からないまま動き出すと、在職中の退職交渉のタイミングも読みにくくなります。転職にかかる期間は、登録から入社までの9段階それぞれで何が起きるかを知ることで見通しが立ちます。この記事では、転職Docが段階ごとの内容と自分が動くべきことを整理し、期間を左右する要因、期間を短くする方法、退職を伝える際の法的な最低ラインを出典つきで解説します。

転職エージェント経由の転職は、どんな段階を踏むのか

大きく9段階に分かれます。登録、初回面談、求人紹介、応募、書類選考、面接、内定、退職交渉、入社の順に進みます。転職Docが整理した各段階の内容と、自分が動くべきことは次の表の通りです。

| 段階 | 何が起きるか | 自分が動くこと | |---|---|---| | ①登録 | 氏名・経歴・希望条件を専用フォームに入力する | プロフィールを入力する | | ②初回面談 | 担当のキャリアアドバイザーと日程を合わせ、経歴や希望条件を話す | 職務経歴書の下書きを準備する | | ③求人紹介 | 面談内容に基づき、担当者が合う求人を選んで提示する | 提示された求人を確認し、応募するか判断する | | ④応募 | 担当者が企業に応募情報を送る | 応募先を決め、担当者に応募を依頼する | | ⑤書類選考 | 企業が職務経歴書・履歴書を確認する | 職務経歴書の内容を担当者と調整する | | ⑥面接 | 企業の面接担当者と面接を行う(複数回になることがある) | 面接日程を調整し、面接対策を担当者と進める | | ⑦内定 | 企業から内定の連絡が入る | 他社の選考状況と合わせて承諾・辞退を判断する | | ⑧退職交渉 | 在職中の場合、現職の会社に退職を申し入れる | 退職の意思を伝え、引き継ぎを調整する | | ⑨入社 | 内定先の企業に入社する | 入社日を内定先・現職の双方と確認する |

登録から初回面談までに何が起きるか

登録後、担当のキャリアアドバイザーから連絡が入り、初回面談の日程を調整します。面談では職務経歴、転職理由、希望条件、転職時期を聞かれます。聞かれる内容と準備の詳細は「転職エージェントの初回面談」にまとめています。この段階で動くことは、職務経歴書の下書きと、希望条件のうち譲れない条件の整理です。下書きが粗い状態でも面談は受けられます。

求人紹介から面接までに何が起きるか

面談で聞いた内容に基づき、担当者が合う求人を選んで提示します。動くのは、提示された求人を確認し、応募するかどうかを判断する段階です。応募が決まると担当者が企業に応募情報を送り、企業が職務経歴書・履歴書を確認する書類選考に進みます。書類選考を通過すると、企業の面接担当者との面接に進みます。面接は複数回に分かれることがあり、企業側の日程に合わせて調整が発生します。

内定から退職交渉・入社までに何が起きるか

企業から内定の連絡が入ると、入社日の調整が始まります。在職中の場合はこの段階で現職への退職交渉が並行します。退職を伝える時期には法律上の最低ラインがあります。民法第627条第1項は、期間を定めない雇用契約について、各当事者がいつでも解約を申し入れられ、申し入れから2週間を経過すると雇用が終了すると定めています。就業規則で1か月前などの予告を定めている場合、民法の2週間ルールとどちらが優先されるかは状況により判断が分かれるため、人事や上司へ確認するのが確実です(要確認)。退職交渉が想定より長引く場合は、内定先の担当者に早めに伝え、入社日の調整を相談する流れになります。

転職にかかる期間を左右する要因は何か

4つあります。在職中か離職中か、希望条件の幅、職種の求人量、面接日程の調整です。

  • 在職中か離職中か: 在職中は面談・面接の日程調整が限られます。離職中は調整の余地が広がりますが、収入が止まる期間が生じます
  • 希望条件の幅: 勤務地・職種・給与などの希望条件を絞るほど、対象となる求人の数は少なくなります
  • 職種の求人量: 職種によって紹介会社の対応状況が異なります。厚生労働省「人材サービス総合サイト」の検索結果でも、看護師を扱う事業所は569件、貨物自動車運転の職業を扱う事業所は72件でした(2026年9月19日取得、転職Doc編集部集計)。職種別の紹介会社は「看護師の転職エージェント一覧」などの一覧で確認できます
  • 面接日程の調整: 企業側の面接担当者の予定に合わせるため、応募が集中する時期は調整に時間がかかります

期間を短くしたいときにできることは何か

3つあります。希望条件の優先順位を決める、書類の準備を先に進める、複数の転職エージェントを併用することです。

  • 希望条件の優先順位を決める: 譲れない条件と妥協できる条件を分けておくと、担当者が求人を絞り込む判断が早くなります
  • 書類の準備を先に進める: 職務経歴書は面談前に下書きを作っておくと、選考の初動が早まります。添削の使い方は「職務経歴書の添削をどう使うか」で解説します
  • 複数の転職エージェントを併用する: 1社に紹介を絞らず併用すると、同時に検討できる求人の数が増えます。併用の進め方は「転職エージェントの複数登録」にまとめています

よくある質問

Q. 転職エージェントに登録してから内定までは、どれくらいで進みますか A. 一律の目安は示せません。在職中か離職中か、希望条件の幅、応募する職種の求人量、面接日程の調整によって進み方が変わります。

Q. 現職を辞めてから転職活動を始めた方が早く進みますか A. 一概には言えません。離職していると面談や面接の日程調整はしやすくなりますが、収入が止まる期間が生じます。在職中のまま活動を進め、内定が出たあとに退職交渉へ移る進め方もあります。

Q. 内定が出たら、いつ会社に退職を伝えればいいですか A. 入社日が固まった時点で、できるだけ早く伝えます。民法第627条第1項は、期間を定めない雇用契約について、申し入れから2週間を経過すると雇用が終了すると定めています。就業規則が1か月前などの予告を求めている場合との優先関係は状況により判断が分かれるため、人事や上司への確認が確実です。

Q. 入社日は内定後に変更できますか A. 変更できるかどうかは、内定先の企業と担当者の判断によります。退職交渉が想定より長引く場合は、早い段階で担当者に相談し、企業側と調整してもらう流れになります。

まとめ

  • 転職エージェント経由の転職は、登録・初回面談・求人紹介・応募・書類選考・面接・内定・退職交渉・入社の9段階で進みます
  • 期間は在職中か離職中か、希望条件の幅、職種の求人量、面接日程の調整で変わり、共通の目安を示すことはできません
  • 退職を伝える最低ラインは民法第627条第1項の2週間ですが、就業規則との優先関係は要確認です

次の一歩として、初回面談を控えている人は「転職エージェントの初回面談」、複数登録を検討している人は「転職エージェントの複数登録」を確認してください。自分の職種を扱う転職エージェントは「転職エージェント一覧」から探せます。